2015年8月29日土曜日

デゴ・オープントーナメント。

ブータンの伝統的なゲームと遊び協会(Bhutan Indigenous Games and Sports Association)の人たちとひとつ仕事をしているのだけれど(その情報はここでも少し書きました。http://daysinbhutan.blogspot.com/2015/07/blog-post_23.html)その人たちが『今度ブータンで初のデゴ・トーナメントをやることにしたから是非見においでよ』と誘ってくれた。

デゴ、英語で書くとDoe-Gor。つまり石投げ。
ブータンの伝統的なゲームは15個くらいあるというけれど、そのうち、子供も女性も僧侶もだれでも楽しめるものの代表がこの石投げらしい。それぞれの競技には参加者が限られるものが多いの。たとえば弓…もともと狩りに使われていた道具だからという理由で女性と僧侶は扱ってはいけないとされているのよ。

そんな石投げ。カーリングみたいに目標に近い石が点をもらえる仕組みなんだけれど、結構詳細なルールがあるんだって。でも説明は難しいからホームページ見てくれって言われた(笑)そんなホームページはこちら。

チームは選手は9人、補欠が2人からなる11人。的と的の距離は13メートルで25点先取。一回2ゲーム行って勝ち負けを決めるって言われたような気がするんだけれど、2ゲームだったら引き分けはどうするんだ??あれ勘違いかな?

枝のきれっぱしのようなものが基準のバー(ツェ)になるらしい。的の呼び名もツェーというんだけれど、わたしには発音が難しすぎて、聞いても違いがわかりにくかった。なんとなく違うのはわかるんだけれど発音できないの(笑)

一日中これをやっていて疲れないのかなぁ…

石は途中で割れちゃったりもするらしく、現地調達していました。さすがブータン。

アーチェリーと違って、投げた後にも他人の石ではじき出される可能性があるからどんなに的に近くても喜びのダンスなどは行わないんだって。淡々と試合はすすんでいきました。だから見てるだけだとちょっとツマンナイ(苦笑)


今回トーナメントを計画した時にこの協会の人たちは宗教庁に僧侶が参加してもいいかどうかの確認もおこなったとのこと。残念ながら女性のチームも僧侶のチームもなかったけれど、次回はもっと早めに告知してもっと盛り上げたいと言っていた。この協会ってたぶん職員が3人しかいないから(しかもそのうちひとりは名誉会長)すごい大変そうだけれど頑張ってもらいたいです。

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