2015年7月25日土曜日

ブータンのまつたけ。

ブータン情報をぼちぼち見ていると、ブータンの松茸が7月18日より東京で販売されているとのニュース。うむむ…まだティンプーで松茸を見ていないのに東京でブータンの松茸が食べれるっておかしくない?週末は市場に行って探してみないと!と息巻いていた。

ブータン生活の中で、もう一生分は食べ尽くした感のある松茸。でもやっぱり季節になったら食べたくなるよね~

そんな週末に出掛けた市場。

いろいろなものが雑多に売られています


いぇーい!!見付けました!パロ産の松茸だそうです。

 
ざっくり雑に袋詰めにされています。


まだハシリだから高いなぁ…ひとりじゃこんなに食べきれないしどうしようかなぁ…ちょっと泥がつき過ぎじゃない?…そもそも傘開いたりちっちゃかったりイマイチじゃない?…なんて迷ったりもしたけれど、翌日に人の家にお邪魔する予定があったので持っていけばいいなと一袋500グラムを600Nu(約1200円)で購入。

バター炒めにしたのですが、なかなか美味しかったです。今度買ったら松茸ご飯にしようっと☆

2015年7月23日木曜日

たまには仕事の話など。

普段はブータンの伝統建築(石や土や木材)の建物を扱っているのだが、珍しく鉄筋コンクリート造の建物の依頼を受けた。ブータンの伝統的な遊びとスポーツ協会(Bhutan Indigenous Games and Sports Association http://bhutanolympiccommittee.org/federations/bhutan-indigenous-games-and-sports-association/)から。鉄筋コンクリートの設計は一切しないうちの部署(文化局、Department of Culture)。でも今回は伝統スポーツ協会からの依頼だから引き受けることになったらしい。

ブータンに来て7年半、鉄筋コンクリート造の建物など小さなトイレくらいしか設計したことがないので困って放置しかけて、ブータンオリンピック委員会(Bhutan Olympic Committee)の人(日本人とも働いたことがあって、日本人はちゃんと期限を守るし想像以上に仕上げてくれると思ってる)に『日本人なのに…』と愚痴を言われる始末。すみませ…ん…

と、まぁ死にかけたところで本題。

わたしにとってブータンの鉄筋コンクリート造の設計は未知の世界。しかもこれは同僚(部長)のお父さんからの依頼。手は抜けない…でも打ち合わせは同僚を通してなのでなんだかちょっと話にギャップがあるなぁと感じつつも仕事をすすめていた。
うんうん唸りながら何度か伝統スポーツ協会の人たちやオリンピック委員会の人と相談を重ねていた、そんなある日。同僚もオリンピック委員会のひとも海外研修中、同僚のお父さんから電話の着信が。『いかすみ?なんか情報の行き違いがあるみたいだから一度会えるかな?』

もちろんです!とお返事してお会いして話をすると…
現場でこのサイズの建物が良いなと言うからその通りに設計したのだけれど『ラフに計算してみたところ予算を完全にオーバーしちゃった、えへ』ということらしい。予算かぁ…そういえばオリンピック委員会があまり予算がないから設計を外注に出さないでうち(文化局)にお願いしたっていったなぁ…建物に掛けられる予算は一切確認しなかったもんなぁ、すみません。

『あと、よく考えたら文化局が設計するんだし、伝統スポーツ協会に関係する建物なんだから伝統工法で建てようかと思うんだけど、どう思う?』との提案。 
今更ですか!(泣)と思わなくはなかったけれど、伝統工法がわたしの専門。一から設計しなおしだけれどそっちの方がある意味簡単(積算とかもやらないといけないので)。なるべく早く新しいプランを作成することに同意して、お茶飲ませてもらってモモ(チベット餃子)食べさせてもらって帰宅。

まぁこういう変更ってよくあることなんだけれど、けっこう衝撃よね。


個人的に衝撃的な出来事は、わたしが一切予算のことを考えずに設計してたこと。日本だったらそんなことあり得ないもの!
ブータンの寺院の仕事では予算は無限とはいかないまでも、計画段階で言われたように相談したように設計すれば予算内に収まっていたので、予算について頭を悩ませる必要が一切なかったの。

や・ば・い。
わたし、いつか日本に帰るのに~!

2015年7月20日月曜日

First Sermon of Load Buddha(仏陀がはじめて説法した日)

7月20日は仏教関係の祭日でした。ブータンで仏教関係の祭日といえば、どこかの寺院やゾンなどでなにか特別な法要が行われていたり、普段公開されていない特別な聖遺物などが展示されることが多いのです。

首都ティンプーの行政の中心、タシチョ・ゾンではトンドル(大きな仏画)が展示されるという話があったのだけれど、前日になって『仏陀の歯』を公開するからトンドルは出さないと教えてもらいました。

仏陀の歯とはこれいかに…
うさんくささ極まりないけれど、まぁ日本では見られないよね!と開き直って見に行くことに。


うぅむ…よくわかんないけどご利益があるといいな!あはは。
普段は(外国人が)入ることが出来ないお堂にも入ることが出来たしいい日でした。

夜のBBS(ブータン国営放送)では、この日が祭日にふさわしいかの討論をしていました。ブータンらしいなぁ。

2015年7月18日土曜日

Panjabi Food Festival at Taj Tashi

ようやく日記が現実に近づいてきた…もう諦めかけてたので助かる…


さて、14日(火)同僚のひとりがわたしの部屋に来て『J(日本人の同僚)、いかすみ。君たちにお客さんだ』と言って紹介してくれたのがティンプーの高級ホテルタージ・タシのセールス・マネージャー。週末に開催される『パンジャビ・フード・フェスティバル』のチケットを販売に来たらしい。おひとり様1000Nu(税別で約2000円、税金を含むと1200Nu(2400円))のインドから楽団を呼んでのダンスショウと各種料理、ドリンク一杯がついたディナーチケット、とっても高価である。開催を週末に控えて空席多数で地味にどぶ板営業を始めたとのこと。うちのオフィスでは何度かタージタシでカンファレンスを開いたのでその関係で同僚のもとに尋ねてきたが、同僚はチケットがあまりに高価なので日本人の同僚であるJさんとわたししか購入の可能性がないと、こちらの部屋に来たのだ。

パンジャビとはインドの一地方のことで、ざっくりしたわたしのイメージとしては映画『踊るマハラジャ』な世界。

そういえば、先週このイベントのことを知りいつも遊んでくれるYさんと面白そうだから行きたいね~と話していたのを思い出した。すっかり頭から抜け落ちてたけど。
『あぁパンジャビ・ナイトでしょ~行きたいって思ってたんだ~』というと、にこやかに『パンジャビ・フード・フェスティバルです』と言い直された。直前なので税金はサービスしてくれるらしい。
というわけで、他の人も誘って4人で一緒に参加することになった。

 
素敵なチケットもゲット。楽しみ~!




会場はいつもと違ってインド風アレンジ。かわいい~を連発し、写真を取りまくる日本人女性4人組。『席に案内するね』といったセールス・マネージャーはいつまでたっても会場に辿り着けない我々に『テーブル番号7番だからね』と言って去っていった。すみません(笑)


ショウはとってもにぎやかで楽しくって目を惹かれました。あまりこういうのを見るチャンスがないので本当に楽しかった~

うっかりご飯の写真はとり忘れちゃったんだけれど、ご飯もパンジャビ地方のインド料理でとっても美味しかったです。

いやぁまたこういうチャンスがあるといいな☆

2015年7月12日日曜日

Fund Raising Party at Club ACE :)

実家の改修工事が終了し竣工式のために田舎に帰っていた同僚が、職場に復帰するなりいきなり『うちの田舎のお寺のファンドレイジングパーティをエースでやるから来てね。チケットは250Nu(約500円)はい、これいかすみの分!うちのオフィスの人にはみんなに買ってもらうから。代金はいつでもいいからね!』
有無も言わさず押し付けられたチケット。次の標的に向かっている同僚はすでにわたしに背を向けている状況。なんなんだ、この嵐のような展開は…

なぜ田舎の寺院の資金集めを首都のディスコでするの?そもそもそこのお寺、もうすぐ建て終わるって言ってなかった?君ってこれの主催なの?って、ディスコで資金集めってどうやるの?

疑問は尽きないけれどとりあえずわかったことは、週末にディスコで寺院の資金集めパーティが行われてそこに行くことになったってことだけ。まぁこんなことは多くはないし、ブータンでの夜遊びは久々だから友人でも誘ってみようかなと。

わたしも詳細がさっぱりわからないので雑な感じに呼びかけたところ、ふたりの日本人の友人がご一緒してくれることになりました。ありがと~!あとしつこく誘ったからか、他の食事会の後に来てくれたふたりの隊員さん(青年海外協力隊)にもほんと感謝してる。


ブータンのナイトライフは驚くほどに遅くからスタートするの。ディスコやクラブやライブハウスのようなところなどに人が集まるのは大抵22時過ぎ。ブータンでは夜遊び禁止条例みたいなのがあるので、水・金・土は深夜2時まで営業が出来るけれど、それ以外の日は23時まで。短時間でぎゅ~っと遊んでいる(?はっちゃけている?)イメージ。
ちなみに普通のレストランやカフェなどは21時には営業が終了するところが多いのです。

それなので待ち合わせも21時ごろ。本当は友人達とご飯を食べてから遊びに行きたかったのだけれど、その日は土曜日なのに仕事と会議と会食が入ったので残念ながら断念。
と、思ったら会食も長引いて待ち合わせに間に合わないし散々待たせる羽目に!すみません。


さて、会場になっていたクラブ・エースは…わたしがブータンに来た2008年1月当時、出来たてて相当おしゃれなナイト・クラブをいうことで一世を風靡していた。わたしがブータンではじめて先輩に連れて行ってもらったクラブももちろんここ、クラブ・エース。わたしがブータンではじめて、キャミソールとミニスカート、ふとももも胸元も露な妙齢のブータン女性を見たのもここ、クラブ・エース(笑)ただ若い同僚たちによると、流行り廃りの激しいティンプーではもうイケてない方のクラブとの認識もあるらしい。個人的な感想をいうと2008年より綺麗でおしゃれになってたと思うけれどね。

仕事・会議・会食・送別飲み会のあと、そのまま会場に向かったのでキラ(女性の民族衣装)のまま出掛けた。同僚たちには本当にその格好で行くのかと散々問いかけられた。ブータンの若者の価値観でいえばキラでクラブに出掛けるなんてお洒落じゃないらしい。わたしの普段着であるジーンズにTシャツよりはずっとお洒落だと思うのだけれどなぁ…ひとりの同僚とわたしを除いた同僚たちは、仕事・休憩・送別飲み会だったのでキラやゴ(男性の民族衣装)ではなかったの。
深夜になってふたりほどキラの方を見たけれど、それだけ。まぁ踊るには不向きだったし暑かったけどね。

暗いし踊ってるし多少キラが乱れてもいいや、なんて思っていたら、トイレでボディコン(死語)のお姉さんにキラを見栄えよく直してもらうというハプニング(笑)たぶんあの人、わたしが観光客だと思ったに違いない…



今回のおさらい…
タシガン県ビドゥン村の村のみんなで共有する寺院の壁画や仏像のためのファンドレイジングパーティでした。

2015年7月11日土曜日

さかのぼり日記(6月1~7日)

ねこちゃんの去勢(3月末)をしてから、若干でぶった気がするのでダイエットを仕掛けた。ご飯の量はちゃんと計量してから与える、お皿の前でにゃ~と鳴いていたりもの言いたげな視線を投げかけられてもムシ、朝にぺこりんだよ~起きてよ~って布団の中に進入して爪でかりかりしてきても、抗議のためにお布団でち~しようとも…そりゃぁ頑張ったんですよ、わたしなりに。
でも抗議の声は大きくなる一方だし、物理的な被害(睡眠不足、お布団への被害、引っかき傷多発)による心身的な疲労により、ねこちゃんのダイエットは一時休戦です。
うちのこ、野良歴が数ヶ月あるからか食にたいして貪欲なような気がします。いや、飼い主に似てるのか?



6月2日(火)仏陀のパリニルバーナという祭日でした。
仏陀が悟りを開いた日…だったと思う。例によって例の如く、タシチョ・ゾンにてトンドルのご開帳があるというので朝から出掛けることに。いつもこういうことに飽きずにご一緒してくれるYさんに感謝です。

さて、何度も書いているので説明は不要かもしれませんが…トンドルとは大きな刺繍とアップリケで作られた仏画です。シルクで仕立てられているものも多く日にあたると退色して傷んでしまうことから、まだ日が差さない暗い時間に掲げて日が差す前に仕舞うのが一般的ですが、僧侶たちが多くの人に見てもらいたいと思っていたり、拝観しにきた人が途切れない場合などはその限りでなく、昼頃まで掲げられていることも多いです。そんなトンドル、タシチョ・ゾンには複数存在します。デザインが異なる(描かれている仏が異なる)ので、その祭日の意味によって掲げられるものが決められているようです。

今回は仏陀関連なので仏陀のトンドルが掛けられていました。このトンドルは西側の壁に掛けるので日が差してから写真を取るとまるで後光が差しているようにみえるのです。なんともありがたい気分に。

ちなみにトンドルを複数所有しているゾンは、首都ティンプーのタシチョ・ゾンとわたしの大好きルンツェ・ゾン。ルンツェ・ゾンにはブータンで唯一の観音菩薩のトンドルがあるんです。日本の方が見れるチャンスはほぼないと思うのですが、本当に素敵なトンドルなのです。チャンスがあれば是非。

この日はちょうどタシチョ・ゾンのちょっと上の方にあるジルカ尼僧院にもトンドルが出ているのが見えたので行ってみました。ジルカ尼僧院ではこの寺院の創始者であるドゥプトップ・タントン・ギャルポというチベットの高僧のもの。


大きなものではありませんが(もちろんサイズとしては小さくもないけどトンドルとしては小さい)とても凝ったつくりで女神(?)の首飾りが実際のパールのようなものを縫い付けたりしてあるんです。とってもかわいいの。

多くの人が集まりお祈りを捧げていました。


6月5日(金)新しい事務次官のありがた~いお話がありました。
わたしの所属している内務文化省(Ministry of Home and Cultural Affairs)では5月末に事務次官(Secretary)が異動になりました。

今までお世話になっていたツェリン・ドルジ(Tshering Dorji)事務次官は、内務文化省から外務省の事務次官へ。お祝いのスカーフを渡しに行ったとき奥様が『これでうちの旦那が激務から解放されるわ~』と晴れやかにコメントしたのが印象的でした(笑)ほんっと、お世話になりました。次官の激務の原因のひとつがわたしたちの文化局文化財保護部(Division for Conservation of Heritage Sites, Department of Culture)の仕事でしたもんね。
奥様はとってもさばさばした気持ちの良い女性で、以前出張に同行された時『日本食の作り方ならいたいから今度うちに来なさいよ。そうね肉料理がいいわ、美味しい肉料理なにか教えて』と言われ『肉料理は出来ないけど、野菜とかお菓子なら』と答えたわたしに『野菜とお菓子は興味がないわ』と一刀両断した方です(笑)まぁブータンで出汁とかが手に入らないから、お料理教室が開かれなかったのは良かったんだと思う…

新しい事務次官はもと公共事業省の事務次官(その前は労働人材省の事務次官だった)。定年まで1年くらいらしい。会うたびに『君にいい人を紹介するよ、ブータン人と結婚したまえ』って言われ続けてはや7年。いちどもいい人を紹介してもらったためしはありません(苦笑)いや、紹介されても困るんだけど…

2015年7月5日日曜日

テンデー もしくは テンデル。

7月2日(木)に仕事でタンゴ僧院という、首都ティンプーから北に1時間弱車を走らせて1時間程度山を登るところにある寺院に行ってました。まぁここは近いしよく行く現場のひとつでもあります。ただこのプロジェクト、外部から横槍が入りまくりでなかなかうまくいかないプロジェクトでもあるんです。だからけっこう気を使っているの。ここはブータン唯一の仏教大学でもあるので多くの学僧さんが学んでいます。またこの寺院の周りには多くの瞑想場があり、多くの僧侶が3年間など長期に渡る瞑想を行っています。


今回、新入社員の建築士(先月から)とインターンのエンジニア(こちらも先月から)を連れて行くことに。彼らはタンゴ僧院に行くのが初めてだといってすっかりハイキング気分でるんるん。そうして到着した寺院では、たまたま5日間のお祈りの初日だということで、いつもはやらない盛大な祈りを捧げていたし、いつも見ることのない宝物も見せてもらうことが出来た。同僚たちは大喜びで仕事を済ませた。仕事も順調に終わったし、わたし自身もこの寺院について知らなかったことをいっぱい知ることが出来たし、良いことって続くんだなぁ~みんなが幸せならいいなぁ~なんて思っていた。


そんな週末、4日(土)の18時過ぎにボスから電話。校長先生(僧侶)が今お祈りをやっているから、明日ぜひ来てくださいとプロジェクトチームの人宛に電話が来たから、時間があれば行ってごらん、わたしは行けないけれど、と。一昨日見たお祈りと一緒だよなぁ、一応もう祈ったよなぁ…この時間から明日の予定か…とは思いつつ日本人の友人に声をかけると一緒に行ってくれるというので出かけることに。

いつもは登山時に綺麗な花を見かけても、ちょっと神秘的な雰囲気を感じるひかりの参道を通ろうとも、仕事に向かうことが重要だから急いで登っているので写真をとる余裕もなかったの。もちろん帰りも時間に追われていることが多いので余裕はゼロ。でも今日はプライベート。写真もとりまくって楽しみました。

そんな今回、日本人の友人が私服だったこともあってか、あっちは行っちゃダメこっちもだめと言われ続け、お祈りしているよりもお茶飲んでご飯頂いている時間のほうが長かったというタンゴ訪問。それはそれでなかなか楽しかったです。


帰り際にスンキ(お祈り紐)とレンザル(丸薬)を頂きました、ありがとうございます。ねこちゃんに首輪代わりにしているスンキが薄汚れてきたのでこれに変えようと思います。

ちなみに今回のお祈りの名前は『テンデー』(もしくは『テンデル』)意味はKarmic Confluence
だそうです。なんとなくわかるようなわからないような…

2015年7月4日土曜日

さかのぼり日記(6月8~14日)

6月11日(木)FIFAワールドカップアジア二次予選第一戦、アウェーの香港戦がありました。同じグループの中では一番ランキングが近いので善戦して欲しいな…と思いつつも、ブータン人同僚たちの自信満々っぷりにもしかしたら勝っちゃったりするの?きゃ~☆なんてミーハーになりつつ、自宅でテレビ観戦。ブータンのテレビ局でライブ放送をしていたんです。ブータンでもこういうことが出来るようになったんだなぁ…

さて、その試合ですが…皆さんご存知の通りぼろ負け。後半のテレビのブータン人の解説者?サッカー関係者?のコメントはお葬式状態。ブータンチームは学生など兼業の人が多くてプロじゃないから…ブータンはスポーツよりもインフラなどにお金をかけるほうが重要だからスポーツはまだなんだ… うん、知ってるからそんなに悲しむことはないんじゃないかなぁ。ぼろ負けのなかでも最後まで頑張っている選手たちの頑張りを見て、子供たちががむしゃらに頑張ることの大切さとか学べば良いと思うんだ。

ブータンの人たちのこころの中には信仰が大きな位置を占めていて、その信仰では中道をいくこと(良くも悪くもない状態)が大切にされているので、頑張ることって人生において重要じゃないんだ。むしろ頑張るってことはその反動があるからあまり好ましくないと思っている節がある。それはそれでいいと思うけどやっぱり頑張ることも大切だと感じているんだ。だからこれからブータンはそういうところで良いバランスを見つけていければいいなぁと。


6月14日(日)は友人の子供の1歳の誕生日会にでかけました。


親戚や家族が多く集まって本当に楽しいパーティーでした。そこで出会った友人の異母妹(20代前半)は最近亡くなってしまった親族の残された子(1歳児)を養子にしたそう。結婚できなかったらどうしようと言っていたけれど、そんな心根の良い子が良縁に恵まれないわけないじゃない。絶対に素敵なパートナーが見つかるって!っと伝えておきました。

ブータンでは結婚とか離婚とか養子とか…ちょっと複雑でちょっと簡単だなぁと思った日曜日。