2015年2月23日月曜日

芸術祭、総括。

国際映画祭のバーナー

2月14日から23日まで行われたBhutan international Festival は無事に終了した。かなりいろいろなイベントを見たりしたのだけれど、予定がぐちゃぐちゃで見たいものの全ては見ることが出来なかったのが残念だったなぁ。場所が変わっていたり、時間が変更されていたり、はたまたイベント自体が中止になっていたり。海外の人が関わっていたのでそこまでひどくならないだろうと思っていたけれど、やっぱりここはブータンだった。

というか、今までのいろいろを思い返してみれば、職場で会議をやる時なども外国の方が混じったほうが大変な目に合うんだった…ブータン人だけだとなんとなくフレキシブルに対応してしまうので、予定とは全然違うけどなんとなく辻褄が合って、みんな満足して終了できる。けれど外国の方がいらっしゃると、彼らの譲れない部分とかブータンの人たちが彼らに気を使って対応した結果として、なんだかぐちゃぐちゃで皆に不満が残ることがあるのを、いつもそばで見てきたんだった。

今回経営陣の皆さんがどう感じたかはわからないけれど、そうとう大変だったんじゃないかなぁと想像が出来る。お疲れさまでした。いろいろと興味深いことや普段ブータンで見られないものが見れたのでありがたかったです。来年も開催を計画しているようだし次回も楽しみにしていようっと。

2015年2月21日土曜日

5代国王陛下の誕生日。

チャンリミタン・グラウンドに集まった人々
2月21日から23日は5代国王陛下のお誕生日なので祭日です。2月19日から21日は新年で祭日。今年は並びが良いので実は5連休なの。

そんな連休の中日である21日には国王陛下の誕生日を祝って各地でイベントが行われます。ティンプーではもちろん、チャンリミタン・グラウンドで盛大に。国王陛下が誕生日の式典に(わたしが知る2008年から今まではティンプーで)参加されたことはないけれど、お祝いの式典と子供たちや王立舞踏団による歌やダンスなどのカルチャラル・プログラム、宝くじ抽選会、そして皆が大好きニャゲ(力自慢コンテスト)の決勝戦。

こういったイベントでは、いつもいつも同じプログラム。式典とカルチャラル・プログラム。いつも似たいようなものを何度も何度も見て何が楽しいのとよく聞かれるけれど、式典を見ているのも、参加者を見ているのも、いつもいつも興味深くて面白いのです。

だって、今回は主賓が総理大臣だったけれど、たとえば主賓が国王陛下だったとして、スピーチが行われるほんの短い時間であっても、参加している子供たちは騒いで走り回って話を聞いてなかったり、参加者たちもお喋りに興じていたりしてあんまり集中していない。こんなこと、日本では起こりえないでしょう?見ていて楽しすぎる☆

2015年2月19日木曜日

Losar, Tashi delek☆



2015年2月19日がブータン暦における今年の始まり1の月の1日、お正月です。

(何度も言っていますが)今年もよろしく。


ブータンでは、大きく分けて4つのお正月があります。ネパール・インド系の人々のお正月ダサイン、西部の人のお正月、東部の人のお正月、そして暦が1月1日のお正月。わたし達が祝っている西暦での1月1日のお正月は、若い子達は街に繰り出してパーティやクラブで楽しんだりもしますが、一般的には祝うことはありません。

ブータンに住む日本人の友人が『お正月がありすぎてめでたい気分が半減』と言っていたけれど、それは本当で。ブータンの人たちが自分の家族のルーツがあるお正月しか祝わない意味がわかった気がします。

お正月が多すぎて新年が来ても一向にフレッシュな気分になれないもん。

2015年2月15日日曜日

芸術祭・2日目。

二日目、日曜日の芸術祭はこんなスケジュール。
http://bhif.org/events/2015-02-15/

朝の10時から凍えるような寒さの公園でヨガがあるらしい。ちょっと気になるけど、体とか筋とかどこか悪くしそうなので行かないことに。

その他気になるのは15時から公園で行われるLive Jam 、そして20時からの映画。時間が飛び飛びで都合をつけるのがちょっと面倒だけれど、せっかくだから楽しみたい。日曜日の20時から22時に映画をやるなんてあほか!って言いたいけど、興味あるので文句言わないで見に行こうと思っていた。

そう、思っていたんだ。


15時からの公園のLive Jam。
http://bhif.org/event/live-jam-monks-majuli-x-bwoy-de-bhajan/

二組は打ち合わせは全然してなかったみたいで予行練習みたいになっていた。Monks of Majuli のパフォーマンスが何しろ面白そうだったので見たかったのだけれど、この日はパフォーマンスは行わず音楽のみ。それでもなんっていうか、普段見たことがないような聞いたことのないタイプの音楽だったので楽しかったわ。ブータンでもこういった感じの音楽はローツァンパ・コミュニティ(ネパール・インド系の人々)との関わりの中で聞くことは出来るけれど、そんなに多いわけじゃないのでやっぱり興味深かったの。
人も少なく触れられる距離(笑)で見てました
予想していたものを見ることは出来なかったけれど、別の日に計画されている彼らだけのパフォーマンスが楽しみになりました。絶対に最前列で見たい!

今日は野外ライブもやってました


そして20時からの映画。
http://bhif.org/event/arrows-thunder-dragon/

この日は18時からも映画が予定されていたのだけれど、さすがに2本続けてみると疲れちゃうだろうからより興味のあった20時からのを見ることに。公園でご一緒した友人達は終わるのが遅すぎるからという理由で18時のを見に出掛けた。

ちょっと時間がありすぎるので一度家に帰ることに。そして19時になったとき、先の映画を見に行った友人達からメッセージが届いた『今はじまりました』

…なんってこった…1時間も遅れてスタートなの?次の映画、21時から23時に放映するつもりなの?日曜なのに?ちょっとムリ… 幾らティンプーでも日曜の夜23時にタクシーを拾うのは簡単ではないから帰りがちょっと不安だもん。

残念だけれど諦めることに…こうなるんだったら18時からの映画でも見て帰れば良かったかもなぁ!なんて思ったりもしたもしたけれど、まぁこの適当な感じがブータンなんだよね、あはは。

2015年2月14日土曜日

芸術祭・1日目

街の各所に設置された垂れ幕
ブータン国際芸術祭は、会場が幾つかあって様々な催しが同時に行われている…はずなんだ、流動的すぎる日程表によると。

初日である14日(土)、このイベントのパトロンである王妃が主賓になる予定のオープニング・セレモニーに声を掛けてもらっていたのだけれど、うちのかわいこちゃん(ねこちゃん)と遊ぶのが忙しかったので残念ながら不参加。写真を見ると、ブータンのマスクダンスなども披露されてとっても楽しそう。

https://www.facebook.com/BhutanInternationalFestival?pnref=lhc


まず初日は、昼過ぎから友人達と待ち合わせして気になるイベントの幾つかを見ようと計画。先に到着した友人達から電話で連絡が『なんだかがらっがらで何もやってないんだけど…』えっ??

友人達は、寒いし一度どこかでお茶をするというのでそこに向かい、一緒にお茶をしてから適当な時間にやっぱり気になるイベントを見に行くことに。

本当にがらがら。しかも北風がぴゅーぴゅー吹いて凍えるような寒さ。これでもさっきよりはマシ、という友人の言葉を受けて誘ったことに肩身の狭い思いもしたり…

でも、まぁちょこっと見てきました。

ライブ・ペインティング

陶芸体験

…なんだろう?
 
ブータン人と外国人、写真家による写真展

アートな世界

始まったはずなのに、なぜか準備中のスペースも多くてびっくり。明日以降はもっと充実するんだろうか?でも寒いし、翌日以降に期待するには気力が足りない感じ。明日も気になる催しものがあるんだけれど、頑張って来られるだろうか?そんな自問をしながら、映画祭のオープニングに向かいました。

映画祭のオープニングについては、ここから。


会場を出る時に今まで行っていなかったボディチェックを行っているので、どうしたのかと思ったらカメラマンとして西洋からいらした方のカバンが紛失してしまったらしい。警察に届け出もするらしいけれど、もしも可能であればここで捕まえたいようだ…うぅん、初日から災難だな…残念だけれどブータンで紛失物や盗難品ってほとんど見付からないんだよね。子供達を重点的にチェックして、我々外国人はスルーに近い扱い。まぁ信じてくれるのはありがたいけど、なぜ外国人を信じられるのか不思議。きっと少し昔までは、ブータンには特別な外国人(援助などで来ている身分のはっきりした人)しかいなかったけれど、今は怪しい人もいっぱい入っているんだから気をつけたほうがいいのに…なんて人事ながら心配してしまうわ。

Bhutan International Festival 14~23 Feb. 2015

以前から気になっていた Bhutan International Festival 2015(『ブータン国際芸術祭』って訳してもいいかな?)が、2月14日(土)から始まった。

http://bhif.org/

イベントの大きな柱は、芸術系イベント、写真展、パフォーマンス、音楽、映画、ついでにマラソンなのだと思う、たぶん。前日になっても詳細が変わる日程表、ついでに言っちゃえば前日に最終決定って出てたのにその後に何度も変更されるすごさ。イマイチいろいろなことがはっきりしないイベントだけれど、あまり見ることがないブータン映画(ブータンの映画館ではゾンカ(ブータンの国語)で放映することが定められているので、ゾンカがわからないとつまらない)も英語字幕つきで放映されるみたいだし、海外からのアーティストやらなんやら来てくれるみたいだし、いくつかは絶対に見てみたいと思っていたの。しかも、映画は12月末にオープンした5つ星ホテルであるル・メレディアンで上映されるし、これは行くしかないでしょう~


Bhutan International Film Festival (ブータン国際映画祭)のオープニングで放映される予定のブータン映画『Kushuthara』がまず気になった。題名である、キシュタラとはブータンの女性の民族衣装・キラの中でも最高級品ほとんどの場合総シルクで、白地に片面縫い取りの刺繍が入っているものを指します。わたしの大好きなルンツェ県に関係しているのだから、絶対に見なくては!そんな風に思っていたら前日に『招待客のみ』なるコメントがついた。信じられない、これはどうしても見たいのに!友達も誘っちゃったのに!

というわけで、知り合いに連絡して招待状を頂けないかとお願い。必要以上に手を回しすぎて何人もが手配してくれるという『なんだかすみません…』な状況に。でも、本当にありがとう。多くの友人たちのおかげで見に行くことが出来ました。

海外では上映したことがあるこの作品、ブータンでは初上映だったようです。よくわからないこともいっぱいあったし、伏線って…みたいな感じもないわけじゃないし、後で友人と話せば話すほどに疑問が増える映画だったけれど、まぁ楽しんできました。

でも、感動したのは映画じゃなくって、その後に披露されたこの映画をイメージして作られたケーキ。
『パターン・オブ・ラブ』とは英語の副題
すごい!かわいい!
お味もなかなかに美味しかったです。

2015年2月10日火曜日

静かなる攻防戦。

なんか言いたいことある? …おおありです…

ねこちゃんを出張先から出掛けた出張先で拾ってから早1ヶ月とちょっと。出張先からティンプーの自宅に連れ帰ってから早1ヶ月。ものすごくかわいいし良い子なんだけれど、実は結構困っていることがひとつありました。それはなんと、お布団でのち~(粗相)。しかも何故かわたしが寝ている丑三つ時にわたしの包まっているお布団にち~。お布団は羽毛布団・綿毛布・ふかふか毛布・フリース、種類は問わず全般的に大好き、好き嫌いはしないタイプ。
お留守番している時や普段の時間であれば、何も言わなくても自分でトイレに行って問題なくちゃんと出来るのに、わたしが寝てる時には何故かお布団でち~…

出張先では、同僚の家に居候していたので同僚の家の毛布が被害にあっていたのだけれど、同僚が大らかだったから怒られずにすんでいた…もしかしたら怒っていたかもしれないけれど、表面上は許してくれていた。

ネットでいろいろ調べてみたしねこを飼っている友人に意見を聞いてみて、出来る限りの事は試してみたんだけれどこれといって効果はなし。ねこちゃんが夜中にお布団の上に乗った気配に、敏感に反応してトイレサインを見逃さずトイレに誘導…ということがず~っと続いていて…結構しんどかった。だって夜中に2回は起こされるんだもの!赤ちゃんの夜泣きに悩まされるお母さんの気持ちがわかったわ~(たぶん間違ってる・笑)粗相を怒ると、そこで粗相したことではなくてトイレした事を怒られたと思って、隠れて粗相したりするとあったので怒りたくないけど疲労困憊、改善する気配もないし。


そんなある晩、お酒も飲んでいたしあんまりにも疲れた週末でどうしても起きたくなかった。ねこちゃんがお布団に乗る気配がしたので、起きなければ被害拡大することがわかっていたのだけれど、どうしても!

そんな動かない頭で思いついたことは…そうだ、お布団に乗らないでいてもらえばいいじゃん。気持ち良さそうにすやすや寝てる時もあるけど、布団のうえから隔離しちゃえばいいんじゃん。お布団の上は立ち入り禁止にすればいいんだ。そうだよ、そうだよ、そうすればいいんだ!というわけで、お布団を下から足で持ち上げてねこちゃんをベッドの下へ落としてみた。

にゃ~。

悲しげな声が聞こえなくもなかった…けれどチャレンジ旺盛らしくまた登ってきた。わたしのまぶたはまだ開かないので、そのまま再度お布団を持ち上げてねこちゃんはベッドの外へ。

にゃ~。

何かを訴えたげな寂しい声にちょっと罪悪感…うっすらまぶたを開けて確認すると、とぼとぼとトイレに向かう後姿が!やった~いいこちゃん!!ごめんね、でも我々が共存するためには重要なことなのよ!

それから2晩ほど同じ事を繰り返してみると、なんと夜中にお布団にち~しなくなったの!いまのところ1週間くらいはとってもいいこちゃん☆ このままお布団に乗る習慣も、お布団でち~する習慣もなくなってくれたらいいのだけれど。

というわけで、静かな攻防戦。
始めは負けっぱなしでしたが、最終的には勝ち戦になった模様。良かったわ、これで安眠をとることが出来るようになりました。

2015年2月7日土曜日

誕生日でした。

ふたりで静かに過ごしました

ブータンで誕生日には、生まれてきたことそしてここまで育ててもらったことを今まで関わってきた人々に感謝し誕生日の人が周囲の人に振舞う日です。
公立学校などでは子供が袋入りの飴などを持ってきてみんなに配るのだそうです、かわいい。私立学校では裕福な家庭の子が多いので、ケーキなどを持ってきて配るのだそうです。うぅん格差…まぁそれはどうでもいいんですけれど…

去年はフェイスブックで誕生日を知った同僚にタカられ(笑)けっこう散財したので、今年は土曜日で公休日なのでラッキーだなぁ~家で静かに過ごしちゃおうなんて、そんな風に思っていたら、朝食の片付けをしたくらいの時間から断水…ちょろちょろは出ているのでバケツに水を溜めれば最低限の生活には困らないけれど、料理をしたりするにはちょっと億劫な状況。ううっなんってこった。今日は凝った料理したりケーキ焼いたりしようと思ってたのに…

水を使わずに食べて片付けまで出来るとなると…便利なコンビニなどないブータンでは、レストランでテイクアウトを頼むかピザの宅配しかありません。宅配ピザは電話番号がわからないので断念、急遽、買い出しに行くことに。


街ではちょうど『インド・ブータン自動車ラリー』の表彰式が行われていました。2年毎に行われるこのラリー、今年はブータンからの出場者はいなかったようです。
http://www.bbs.bt/news/?p=48411


いろいろを横目で見ながら、たまたま休暇で戻ってきていたクエートに赴任している友人に会ったり、会えると思っていなかった人たちに会ったり、幾つものハッピーサプライズがあって嬉しい土曜日。誕生日だからハッピー続きなのかな?

買い物を終えて自宅に戻ると、なんと断水も終了して何も問題ない環境が用意されていた。ラッキーだなぁ、いろいろテイクアウトしたので料理もしなくていいし、水も出てるし(笑)

当たり前のことに感謝できるようになったのはブータン生活のおかげかなって思ってます。

2015年2月6日金曜日

美味しいお土産、Peda。

仲良しのマダムはインドからお嫁に来ているので、年に1回、田舎であるダージリンに里帰りします。今年は少し短いの…なんていいながらも3週間のお出掛け。つやっつやになってブータンに帰ってきたマダムに、やっぱり田舎は良いもんだなぁと実感。わたしも去年は帰れなかったから、今年は絶対に休暇もらうんだ~!

模様もかわいい、味は美味しい
 
そんなマダムがおみやげを下さった。親族の作っている牛乳から作ったお菓子ペダ。甘くってほろほろしていてとっても美味しいの☆ストレートティと一緒に食べると最高!
インドのお菓子は甘すぎてちょっと…というものが多いのだけれど、これは美味しい。牛乳とほんのチョットの塩で作っているみたいだけれど、マダムもよくわかってなかったので、本当かどうかはわからないな。
 
マダムの親族は茶畑も運営していて去年は茶葉をおみやげで頂いたんだけれど、それと合わせるときっともっと美味しい。もう!本当に!言葉も出ないくらいにマッチすると思うの。
茶葉もこのお菓子もインドローカルで楽しまれるだけで海外に輸出はしていないそう。でも茶葉はブータンには輸入されていて購入することが出来るので嬉しい。このお菓子も輸入されるようにならないかなぁ~
 
牛乳から作るんだったら自宅でも作れないかな?って聞いてみたら『それは無理、絶対無理』と即答された。そうかなぁ~大変だけど出来そうな気もしなくもないんだけれどなぁ。

写真を撮ろうとしたらねこちゃんに狙われた…ごめんあげられないんだ、君には長生きしてもらいたいから人間の食べ物は与えたくないのよ~

2015年2月1日日曜日

山火事。

ねこちゃんとの生活で予想ができなかったことはいっぱいあるんだけれど、本当にねこちゃんってよじ登ったり隙間に入り込んだりするのが大好きなのね。

気がついた時には棚の上やら机の上やらベッドの下から、いろいろなものを隣室に避難させたりしていたのだけれど、いい加減不便になってきていたので片付けを。


なんとなく外が騒がしいなぁ…とは感じつつ、それよりもなによりもお掃除、お片付け。一心不乱に片付けしていたけれど、よく考えたらこの騒がしさって火事じゃない?遠ざかってゆく音だから気にしてなかったけど、うんこれって火事の騒がしさだ!

当然だけれど、気がついてしまえば放っておけず窓の外を見ると…うん、山火事だね。対岸でもくとくとあがる煙。あぁあそこは道路がないし(自動車道路も山道も)かなり急勾配だからボランティアが行くのも楽じゃないな、風も強いから消火も楽じゃなさそう…
風が強いので煙が流れています

う~ん、消火は難しそう

夜になってみると広がり具合がよくわかります。舐めるように広がる炎のライン、火柱のように見える炎。延焼範囲はかなり広そう。明日には落ち着くといいのだけれど…
火柱のように見える炎。


夜のニュースによると、今日はティンプーの2ヶ所で火事があったみたい。わたしの家のもうちょっと上の方でヒーターから出火してのの小火が1件、そしてわたしが見た対岸での山火事。そうか、だからうちの方でも思った以上になんだか騒がしかったのね…1ヵ所の山火事を見付けたからって安心してはいけなかったのね…
 
冬は乾季で信じられないくらいに乾燥しているブータン。家庭の電気が日本よりも電圧が高く200ボルト。そんな理由が重なって冬はいつだって火事の危険があります。

 
朝になって窓を開けると、やっぱりちょっと煙の匂い。うちは山の上の方にあるからそんなに臭わないけれど、谷の方(街)には煙が溜まっているのでかなり臭うだろうなぁ。
窓を開けて見ていると寄ってきて一緒に覗きこんでたねこちゃん。まだ燃えてるねぇ。