2016年4月7日木曜日

ジャナチュデ、いわゆる厄除け?

首都ティンプーの北部にある『パンリザンパ寺院兼占星術学校』で行われている『ジャナチュデ』という、いわゆる厄除けのようなお祈りに小雨の中、昼休みにちゃちゃっと行ってきた。前にも書いた気がするけどラベルが見つからないので、もしかしたらフェイスブックで書いたのかな?思い出せないや…
これは毎年、この寺院で行われる行事で9日間行われます。行けるときは行くようにしているのだけれど、この期間に訪れる人はとても多く、土日には2~4時間ほど並ばないと拝観出来ないほどに込み合います。

パンリザンパの入り口
ここの寺院はわたしがブータンに来ていちばんに先輩から引き継いだ物件のひとつでもあるので、よく来たしとても思いで深い場所でもあります。ティンプーから車で30分弱だと思うのでチャンスがあったらぜひ行ってみてください。まぁ特別の何かがあるわけじゃないけれど、雰囲気とか周囲の環境とかがいい感じなの。

 
 入り口には『お知らせ』がゾンカ(ブータンの国語)と英語で書かれています。『ごみの問題があるからパックのお菓子などをお供えものとして持ってこないでね。プラスチックごみ処理にとっても困っています』との案内。仕事をしていた2008年当時、裏にごちゃっとただ放置されていて川に流されるわ風で飛ぶわでひどい状態だったので、焼却しなよ…とアドバイスしたけれど何故か拒否されたのよね…でもこうやって少しずつ変わってゆくのね、良かったわ…なんて思いつつ境内へ。
 
祭壇?の様子
お供え物…パックのお菓子で山盛りじゃん…あの案内はいったいなんなんだ…
 
ちょうどお昼休みだったし最終日だったこともあり、拝観客はまばら。友人からの預かり物もちゃんとお供えして、のんびりお祈りしてきました。
 
この日は最終日だったので、干支のお供え人形(?って言えばいいのかな)はもうありませんでした。最終日の前日に川に投げたのだそうだ。最終日の夕方は、この人形たちも川に流します。
 
人も少なかったのでそこに居た警察官に『写真撮ってもいいですか?』と尋ねるとまさかの知り合い…でもいつものように、わたしはどこで会ったか思い出せないけど顔だけは知っていて相手はわたしのことをよく知ってるというパターン(笑)今回はどこで会ったか教えてもらったら思い出したけどね。
 
このお祈りの説明を聞いて奥でお茶をご馳走になって、このお祈りの警備がいかに大変かということを力説されました。毎日5時前からお祈りが始まるし拝観客は朝5時過ぎから夜遅くまで来るけど、翌日の準備に3時間くらいかかるから夜は19時に強制的に閉めるんだとか。僧侶も警察も大変だわ~
 
最後に身に着けておくと良いスンキというお祈り紐を頂いたのだけれど、色がいっぱいあるにも関わらずわたしに赤色ばっかり何本もくれるので、受け取った後『何故だ…』とこっそりと、でもその場で考えていたら、もっと欲しいと思われたのか更に赤色のスンキを受け取ることに…最終的に赤色ばかり7本も頂いてしまいました。行けなかった同僚とわけてもまだ余る(苦笑)
 
赤色のスンキ
ちなみにスンキの色に意味はなく結び目にお祈りが籠められています。
 
 


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