2015年7月12日日曜日

Fund Raising Party at Club ACE :)

実家の改修工事が終了し竣工式のために田舎に帰っていた同僚が、職場に復帰するなりいきなり『うちの田舎のお寺のファンドレイジングパーティをエースでやるから来てね。チケットは250Nu(約500円)はい、これいかすみの分!うちのオフィスの人にはみんなに買ってもらうから。代金はいつでもいいからね!』
有無も言わさず押し付けられたチケット。次の標的に向かっている同僚はすでにわたしに背を向けている状況。なんなんだ、この嵐のような展開は…

なぜ田舎の寺院の資金集めを首都のディスコでするの?そもそもそこのお寺、もうすぐ建て終わるって言ってなかった?君ってこれの主催なの?って、ディスコで資金集めってどうやるの?

疑問は尽きないけれどとりあえずわかったことは、週末にディスコで寺院の資金集めパーティが行われてそこに行くことになったってことだけ。まぁこんなことは多くはないし、ブータンでの夜遊びは久々だから友人でも誘ってみようかなと。

わたしも詳細がさっぱりわからないので雑な感じに呼びかけたところ、ふたりの日本人の友人がご一緒してくれることになりました。ありがと~!あとしつこく誘ったからか、他の食事会の後に来てくれたふたりの隊員さん(青年海外協力隊)にもほんと感謝してる。


ブータンのナイトライフは驚くほどに遅くからスタートするの。ディスコやクラブやライブハウスのようなところなどに人が集まるのは大抵22時過ぎ。ブータンでは夜遊び禁止条例みたいなのがあるので、水・金・土は深夜2時まで営業が出来るけれど、それ以外の日は23時まで。短時間でぎゅ~っと遊んでいる(?はっちゃけている?)イメージ。
ちなみに普通のレストランやカフェなどは21時には営業が終了するところが多いのです。

それなので待ち合わせも21時ごろ。本当は友人達とご飯を食べてから遊びに行きたかったのだけれど、その日は土曜日なのに仕事と会議と会食が入ったので残念ながら断念。
と、思ったら会食も長引いて待ち合わせに間に合わないし散々待たせる羽目に!すみません。


さて、会場になっていたクラブ・エースは…わたしがブータンに来た2008年1月当時、出来たてて相当おしゃれなナイト・クラブをいうことで一世を風靡していた。わたしがブータンではじめて先輩に連れて行ってもらったクラブももちろんここ、クラブ・エース。わたしがブータンではじめて、キャミソールとミニスカート、ふとももも胸元も露な妙齢のブータン女性を見たのもここ、クラブ・エース(笑)ただ若い同僚たちによると、流行り廃りの激しいティンプーではもうイケてない方のクラブとの認識もあるらしい。個人的な感想をいうと2008年より綺麗でおしゃれになってたと思うけれどね。

仕事・会議・会食・送別飲み会のあと、そのまま会場に向かったのでキラ(女性の民族衣装)のまま出掛けた。同僚たちには本当にその格好で行くのかと散々問いかけられた。ブータンの若者の価値観でいえばキラでクラブに出掛けるなんてお洒落じゃないらしい。わたしの普段着であるジーンズにTシャツよりはずっとお洒落だと思うのだけれどなぁ…ひとりの同僚とわたしを除いた同僚たちは、仕事・休憩・送別飲み会だったのでキラやゴ(男性の民族衣装)ではなかったの。
深夜になってふたりほどキラの方を見たけれど、それだけ。まぁ踊るには不向きだったし暑かったけどね。

暗いし踊ってるし多少キラが乱れてもいいや、なんて思っていたら、トイレでボディコン(死語)のお姉さんにキラを見栄えよく直してもらうというハプニング(笑)たぶんあの人、わたしが観光客だと思ったに違いない…



今回のおさらい…
タシガン県ビドゥン村の村のみんなで共有する寺院の壁画や仏像のためのファンドレイジングパーティでした。

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