2015年1月3日土曜日

ガサに向かいます。

ある晴れた日のドチュ・ラ峠

お正月早々にお願いされた出張、ガサへ向かいます。ガサ・ゾン改修工事の担当をしているので、今年は度々ガサに行くことになるでしょう。今まで担当していたルンツェも田舎でしたがガサも相当に田舎です。普段生活している首都ティンプーの生活とは違うものが見れるので、仕事以外のこともとても楽しみです。

新年早々のドチュ・ラ峠では天気が崩れ新年早々曇り空、こんな青空は見えなかったのが残念でした。しかも1月1~5日まで、プナカで『シプチデ』という大きな法要がある関係で、この週末は道路拡幅工事による通行止めは行わないと言われていたのですが、何故か行われた通行止め。ひっ掛かった人たちとのお喋りによると、BBS(ブータン・ブロードキャスティング・サービス、ブータンの国営放送のテレビ)で通行止めをしないという案内を出していたそう。どうして行き違ってしまったのでしょう。まぁ時間は無駄になりましたが、いろいろな人とお喋りしたりして楽しい時間は過ごせました。

プナカで約束していた人とご飯を食べました。あぁ時間があったらもっとお喋りしたかったのに!美味しいご飯も手作りパンもご馳走さまでした!

プナカで行われる大きな法要、最終日がとてもエキサイトするらしいけれど出張先からは出掛けにくいので、一緒にガサに向かう同僚にお願いして寄ってもらうことに。すっごい迫力でした。

周囲の人々を見るとこの大きさがわかると思います
 
20メートルはあるんじゃないかという色とりどりの糸で組まれ美しく飾られた大きなデ。その前に飾られた王族やジェ・ケンポや王族や一般の人々を象り、衣装や宝石など煌びやかに飾り付けられた人形。周りに置かれている多くのお供え物(穀物や衣類など様々なもの)。
 
そこで会った僧侶に話を聞くとこの飾りの一番上に一番のお宝が安置されているらしい。そのお宝も周囲に置かれているものも最終日には持ち帰って良いそうで、それがエキサイトしすぎて奪い合いになり怪我人が出るということでした。ここから頂くものは全てが護符として機能し、霊的(悪霊など)にも物理的(泥棒や災害など)にも守ってくれるらしい。
 
ミーハーなので、そんなに素晴らしいモノならなにか欲しいな…とは思うものの、最終日には来れそうもないので無理そうです。

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