1月21日、ブータンではトラディショナル・デー・オブ・オファーリングをいう祭日で仕事がお休みでした。この祭日はチューニッパ・ロサともいわれ、ブータン東部の人たちの新年として東部の人々の間で新年が祝われ、ブータンの暦の新年(ロサ)の約1ヶ月前に設定されています。ブータンの新年は当然ブータン暦によって決められていますので、この日も毎年日付が変わります。
わたしの職場では東部出身の人が多めですが、親戚で集まってお祝いをしたりするのかと尋ねるとそうでもなさそうな答えばかり。冬は湯治をしに温泉に篭ったり、インドに聖地巡礼に出掛けてしまったりする人が多いので、ロサだけは皆で祝うけれどチューニッパ・ロサは集まらないことにしたとも。
西部出身の同僚たちはとてもあっさり『うちの家族にとっては普通の週末と一緒よ』と。
他人のお祝いであるクリスマスもハローウィンも、何もかんもごっちゃ混ぜで楽しんでしまう日本人だったら、絶対にこんな事言わないで『なんたって、お祝いだから』を免罪符に楽しんじゃうんだろうけれど、ブータンでは『他人は他人、うちはうち』がはっきりしている気がします。
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